蓄膿症が繰り返す
その蓄膿症、歯が原因かもしれません
耳鼻科で蓄膿症(副鼻腔炎)の治療を受けても繰り返してしまう、片側の頬や上の奥歯の周辺だけが重だるい——このような場合、原因が歯にある「歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん)」の可能性があります。
上の奥歯の根っこは、鼻の横にある副鼻腔(上顎洞)とすぐ近くに位置しているため、歯の感染が副鼻腔に広がり、蓄膿症のような症状を引き起こすことがあります。
こんな症状はありませんか?
- 耳鼻科で治療しても蓄膿症が繰り返す・治りきらない
- 片側の頬や目の下だけが重い・痛い
- 上の奥歯を噛むと響く・痛みがある
- 鼻の片側だけから嫌なにおいのする膿が出る
- 以前、上の奥歯を治療した・抜いたことがある
主な原因
虫歯や歯周病が進行した奥歯の感染
上の奥歯の虫歯や歯周病が進行して根の先に膿が溜まると、すぐ上にある上顎洞(副鼻腔)に炎症が波及し、蓄膿症のような症状を引き起こすことがあります。
過去の抜歯や治療の影響
上の奥歯を抜いた際にできた穴が上顎洞とつながってしまったり、根の治療が不十分なまま感染が残っている場合も原因となります。
放っておくとどうなる?
歯が原因の蓄膿症は、耳鼻科での投薬治療だけでは根本的な改善が難しく、繰り返し再発することがあります。
原因になっている歯を治療しない限り、症状を繰り返してしまう可能性があります。「蓄膿症がなかなか治らない」と感じている方は、一度お口の中に原因がないか確認することをおすすめします。
当院での対応
原因歯の特定
レントゲンなどで、症状の原因となっている歯がないかを確認します。耳鼻科での診断結果もあわせてお持ちいただけるとスムーズです。
根管治療・口腔外科的な処置
原因となっている歯の根の治療や、症状に応じた口腔外科的な処置を行い、感染源を取り除きます。
耳鼻科との連携
症状によっては耳鼻咽喉科と連携しながら治療を進めることもあります。まずはお気軽にご相談ください。